胸に突き刺さる恋の句 : 女性俳人百年の愛とその軌跡

著者

    • 谷村, 鯛夢 タニムラ, タイム

書誌事項

胸に突き刺さる恋の句 : 女性俳人百年の愛とその軌跡

谷村鯛夢著

論創社, 2013.3

タイトル読み

ムネ ニ ツキササル コイ ノ ク : ジョセイ ハイジン ヒャクネン ノ アイ ト ソノ キセキ

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注記

年表: p240-250

参考文献: p251-253

内容説明・目次

内容説明

久女が悩む、多佳子が笑う、信子が泣く、真砂女がしのぶ、平塚らいてうが挑発する、武原はんがささやく。明治以降百年の女性俳人たちが詠んだ恋愛の名句と、女性誌が果たした役割。めくるめく恋と愛の俳句ワールド。

目次

  • 第1章 女性俳句の夜明け前—子規と北陸の美少女の伝説 我が恋は林檎の如く美しき(俳句は男の世界、だった;改革者、正岡子規の大仕事 ほか)
  • 第2章 「青鞜」が発信した挑発的恋愛句—鳴神や、仁王の臍の紙礫。(男女の教育の基本は別学;女性俳人を育んだ女学校文化 ほか)
  • 第3章 大正から昭和へ—競り合うかな女、久女と「主婦」の誕生 呪ふ人は好きな人なり紅芙蓉 花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ(「ホトトギス」の雑詠欄が晴れの舞台に;虚子が開いた女性俳句の扉 ほか)
  • 第4章 昭和から平成へ百花繚乱—多佳子、鷹女、信子、真砂女、はん女…雪はげし抱かれて息のつまりしこと ゆるやかに着て人と逢ふ螢の夜 死なうかと囁かれしは螢の夜 香水やその夜その時その所(夫との死別という解放;多佳子と虚子、運命の「落椿」 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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