イデアと幸福 : プラトンを学ぶ
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イデアと幸福 : プラトンを学ぶ
知泉書館, 2013.5
- タイトル読み
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イデア ト コウフク : プラトン オ マナブ
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注記
参考文献: p [257]-264
索引: p[265]-270
引照出典: p[271]-278
内容説明・目次
内容説明
正義や節制という徳を学ぶ人はイデアを言葉(ロゴス)として内化し、イデアとの出会いがその人のあり方を決め、その人の魂を形づくり、最大の善、幸福をもたらす。哲学するとは人間が幸せになるためにかけがえのない営みである。
目次
- 第1部 善と悪—初期対話篇(『ゴルギアス』篇の「最大悪」;『ゴルギアス』篇の「悪人」論—「不正な人」の場合;プラトン初期対話篇における「害悪」論;善をめぐる思考と欲求—『メノン』篇(77b‐78b)の一解釈)
- 第2部 哲学者の探究的生—中期対話篇とその展開(「学び=想起」の二義性と感覚の問題—『パイドン』篇アナムネーシス論(72e‐77a)の一考察;『パイドン』篇における“αντ`α τ`α νσα”(74c1)の一解釈—プラトン中期イデア論理解のための予備的考察;プラトンにおける生と死の思想—『パイドン』篇の魂論との関係で;プラトンの人間論への接近—『ポリテイア』篇第1巻346e3‐347e2;哲学と詩の闘争—プラトンと文学;教養教育としての「古典」の読解;『ピレボス』篇における快と幸福—「虚偽の快」をめぐる第1議論(36c3‐41a4)の研究)
「BOOKデータベース」 より