多極競合的人権理論の可能性 : 「自己決定権」批判の理論として

書誌事項

多極競合的人権理論の可能性 : 「自己決定権」批判の理論として

平岡章夫著

成文堂, 2013.5

タイトル別名

多極競合的人権理論の可能性 : 自己決定権批判の理論として

タイトル読み

タキョク キョウゴウテキ ジンケン リロン ノ カノウセイ : ジコ ケッテイケン ヒハン ノ リロン トシテ

大学図書館所蔵 件 / 70

この図書・雑誌をさがす

注記

同題の博士論文(早稲田大学, 2012年)に第4章を追加し、他の章も修正・追加したもの

参考文献一覧: p239-247

初出一覧: p248

内容説明・目次

内容説明

「自己決定権」という美名に潜む落とし穴とは?「多極(多元)主義」的政治観をベースに、権力関係に敏感な新しい人権理論を構築する意欲作。憲法・政治哲学・社会学・学校教育—学際的アプローチによる多方向からの徹底した「自己決定権」批判は、現代人必読の書。

目次

  • 第1章 「多元主義」理論の歴史と「多極競合的人権理論」の概念
  • 第2章 「多極競合的人権理論」の内容と意義—「自己決定権」論の対極的理論として
  • 第3章 自己決定権をめぐる基本的な問題点—「多極競合的人権理論」を踏まえて
  • 第4章 「性の商品化」と性差別—「性的自己決定権」論と権力関係の軽視
  • 第5章 「危険な行為」とパターナリズム—「自己決定・自己責任」論を超えて
  • 第6章 「死ぬ権利」をめぐる考察—「危険な行為」をめぐる各論・その1
  • 第7章 代理出産契約をめぐる考察—「危険な行為」をめぐる各論・その2
  • 第8章 学校教育をめぐる「自己決定権」論批判—総論
  • 第9章 『学校解放新聞』の研究—反管理教育運動の歴史を再検証するために・事例研究
  • 第10章 おわりに—「多極競合的人権理論」と、その権力観・国家観について

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB12561902
  • ISBN
    • 9784792305529
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    viii, 252p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ