本当は面白い「日本中世史」 : 愛と欲望で動いた平安・鎌倉・室町時代
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書誌事項
本当は面白い「日本中世史」 : 愛と欲望で動いた平安・鎌倉・室町時代
(ソフトバンク新書, 220)
ソフトバンククリエイティブ, 2013.4
- タイトル別名
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本当は面白い日本中世史 : 愛と欲望で動いた平安鎌倉室町時代
- タイトル読み
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ホントウ ワ オモシロイ ニホン チュウセイシ : アイ ト ヨクボウ デ ウゴイタ ヘイアン カマクラ ムロマチ ジダイ
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注記
参考文献: p263
内容説明・目次
内容説明
日本の中世といわれる平安・鎌倉・室町時代は、ともかくわかりにくい時代とされてきた。なにしろ中央政府(朝廷)が弱体で、諸制度は多元的で複雑。宗教が強いことも話をややこしくしている。しかし、少し視点を変えれば、中世の人々は道徳などに縛られず、ひたむきに愛と欲望のために生きており、その姿は現代人にはとても魅力的に映る。本書では、中世という時代のダイナミックな実像を読み解き、これまでにない「わかりやすくて面白い」中世史を示していく。
目次
- 第1章 大唐帝国の終焉と中世日本の始まり(平安・鎌倉・室町時代は究極の「小さな政府」の時代;平安遷都と東北経営で国の形をつくった桓武天皇(桓武〜平城) ほか)
- 第2章 『源氏物語』と『平家物語』を政治史として見る(天皇よりも関白よりも強力な天皇の生母(冷泉〜一条);「皇后陛下」は明治になって始まった西洋式制度(三条〜後三条) ほか)
- 第3章 京都の論理と関東の不満が正面衝突(「平家追討の令旨」が勘違いから大事件に(後鳥羽1);京都人だった源頼朝と関東武士の微妙な関係(後鳥羽2) ほか)
- 第4章 後醍醐天皇の夢を足利義満が完成した(建武の中興はどこが間違っていたのか(後醍醐);親鸞と日野富子を出した日野家の女性たち(後村上&北朝) ほか)
- 第5章 外交と宗教から見た中世日本を総括する(比叡山の僧兵が強かった本当の理由;浄土真宗や日蓮宗は戦国時代になって発展した ほか)
「BOOKデータベース」 より