書誌事項

昭和三十年代演習

関川夏央著

岩波書店, 2013.5

タイトル別名

昭和三十年代 : 演習

昭和30年代演習

タイトル読み

ショウワ 30ネンダイ エンシュウ

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注記

装丁: 桂川潤

参考資料: 巻末p1-6

内容説明・目次

内容説明

昭和三十年代とは、どのような時代だったのだろう。明るく輝き、誰もが希望に胸をふくらませていた時代だったのだろうか。貧乏くさくて、可憐で、恨みがましい—そんな複雑でおもしろい当時の実相を、回顧とは異なる、具体的な作品と事象の読み解きを通して浮き彫りにする。歴史はどのようにつくられ、伝えられてゆくのか。歴史的誤解と時代の誤読を批判的に検討する。

目次

  • 第1講 昭和三十年代的「物語」と「歴史」—『ALWAYS三丁目の夕日』など
  • 第2講 「謀略」の時代—松本清張的世界観
  • 第3講 理解されなかった「社会派」—三島由紀夫のこころみ
  • 第4講 「バカンス・アンニュイ・小麦色」—ヨーロッパの影
  • 第5講 日本はほんとうに「アジア」か—昭和三十年代的アジア観
  • 第6講 「世界復帰」への願い—昭和三十九年、東京五輪

「BOOKデータベース」 より

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