ベンガラ塗装史の研究

書誌事項

ベンガラ塗装史の研究

北野信彦著

雄山閣, 2013.2

タイトル別名

Traditional view on Bengara pigment (Hematite, α-Fe[2]O[3]) coating on wooden architectures in Japan

タイトル読み

ベンガラ トソウシ ノ ケンキュウ

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注記

参考文献: 各章末

欧文タイトルは英文要旨による

[2], [3]は下付き文字

内容説明・目次

内容説明

歴史的建造物の外観塗装材料として多用されてきたベンガラ顔料に着目し、その種類ごとの性状や製造法の分析結果をもとに、元興寺五重小塔から厳島神社社殿まで奈良時代から近代に至る16の木造建築物に塗装痕跡として残るベンガラ顔料の使用状況や歴史的変遷の調査結果を詳細に報告する。

目次

  • 第1部 基礎編(赤土ベンガラ—文献史料に登場する「赤土」に関する基礎的調査;丹土ベンガラ—いわゆる「丹土」と称されるベンガラに関する基礎的調査;赤泥ベンガラ—豊後国風土記に記された「赤湯泉(あかゆ)」の赤泥状沈殿物に関する基礎的調査;パイプ状ベンガラ—パイプ状ベンガラの生産と使用に関する基礎的調査 ほか)
  • 第2部 応用編(元興寺五重小塔取り外し部材;海龍王寺五重小塔;平等院鳳凰堂;浄瑠璃寺本堂(九体阿弥陀堂) ほか)

「BOOKデータベース」 より

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