悠々として急げ : ゴルフをもっと深く、もっと楽しむ38章
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書誌事項
悠々として急げ : ゴルフをもっと深く、もっと楽しむ38章
(ちくま文庫, [G-6])
筑摩書房, 2013.6
- タイトル別名
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悠々として急げ : ゴルフをもっと深くもっと楽しむ38章
- タイトル読み
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ユウユウ ト シテ イソゲ : ゴルフ オ モット フカク、モット タノシム 38ショウ
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注記
底本: 日本文化出版社2002年刊
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
不世出のアマチュア・ゴルファーが、晩年に自らのゴルフ人生を振り返りながら、ゴルフについて思うところを淡々と語った。「つねにミスを想定せよ」「無心の強さ」「飛ばないから勝てる」「欲の弊害」「スイングに絶対の規範などない」などなど、変わらぬ中部イズムが貫かれている。ゴルフがうまくなるとはどういうことか、を常に考え続けた天才の言葉があふれる一冊。
目次
- クラブを1本だけ持って父のラウンドについて歩き、ラフや林の中で振り回していたのが、わたしのゴルフ事始めである
- 大人のような同伴競技者の間で、ほとんど無我霧中だった。それは、自分の世界だけに集中していたことでもある
- ゴルフは経験と熟練がものをいうゲームだといわれるが、ある意味では、経験を積むと次第に思うようにならなくなっていく
- ミスが起こることを想定しないでプレーをするから、ミスが起こったときに心を乱すのではないか。なら、つねにミスを想定せよ
- ボビー・ジョーンズがクラブハウスの前でサイン会に応じたのである。わたしが早速、その列に並んだのは言うまでもない
- 世の中にはニクラウスのようなゴルファーがいる以上、自分は世界を目指すことなど考えてはならない。井の中の蛙でいいのだ、ただ日本国内だけでは人に負けないゴルファーになる
- 中村寅吉さんは言うのである—。「なあ、銀、ゴルフはな、2オン2パットでもパー、3オン1パットでもパー、4オン0パットでも同じパーなんだよ」
- タイトルは2度獲って初めて価値があるのだとすれば、わたしは再度、このタイトルに挑戦しなければならないのである。それで、ゴルフ以外の遊びにも目を向けるようになったのだ
- ゴルフでは練習で培ったショットの精度とは別の、もっと精神の集中から生まれる、何かわからないサムシングが要請されるものらしい
- いつも80パーセントのショットができるように注意するようになった。要するに自分に100点満点は求めない—ということである〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より