「鉄道唱歌」の謎 : "♪汽笛一声"に沸いた人々の情熱
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「鉄道唱歌」の謎 : "♪汽笛一声"に沸いた人々の情熱
(交通新聞社新書, 054)
交通新聞社, 2013.4
- タイトル読み
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テツドウ ショウカ ノ ナゾ : キテキ イッセイ ニ ワイタ ヒトビト ノ ジョウネツ
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注記
参考文献・資料: p250-252
内容説明・目次
内容説明
明治33(1900)年の発表以降、1世紀以上にわたって歌い継がれている「鉄道唱歌」。その誕生の裏には“新進気鋭の出版プロデューサー”と“マルチに活躍する売れっ子作詞家”、2つの才能の奇跡的な邂逅と、時代をとらえた“ヒットの仕掛け”があった!企画の閃き・立ち上げから、オファー、意見の衝突と苦闘、発売後の販売・宣伝戦略まで、商品をいかに大衆に売るか、そして類似商品の乱発にどう対応していくか…現代にも通ずる明治の人々の奮闘ぶりとヒットの秘密を、当時の大衆歌謡史や世相を紐解きながら検証する。
目次
- 第1章 駅前に「汽笛一声」の歌声響く、大ヒットの兆しに喜ぶ2人
- 第2章 三木佐助、「鉄道唱歌」を閃く、大和田建樹に作詞を依頼
- 第3章 2人が別々の作曲家を推薦、やむを得ず2曲競作で併載
- 第4章 音楽隊での宣伝が大当たり、類似本氾濫で急ぎ続刊発行
- 第5章 売れ行き上々で第2版作成、表紙デザインや歌詞を修正
- 第6章 新鉄道網に合わせた新編や、建樹の遺志汲む訂正唱歌も
- 第7章 その後も続々と新鉄道唱歌、全国に残る鉄道唱歌の面影
「BOOKデータベース」 より