書誌事項

正義という名の凶器

片田珠美著

(ベスト新書, 402)

ベストセラーズ, 2013.5

タイトル読み

セイギ ト イウ ナ ノ キョウキ

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内容説明・目次

内容説明

「あなたのやったことは間違っている。私が正しいのだから」という考えの元、徹底的に悪の糾弾を行い懲らしめ、相手が許しを乞いても尚、激しく攻撃を続ける。時にして、相手の命を奪うこともある。いじめ、体罰、ストーカー、地域紛争、戦争。社会の揉め事の起因が、この「ひとりよがりの正義感」にあることが多い。人はなぜ、正義を振りかざし、相手を叩くと気持ちよくなるのだろう?そして、なぜターゲットを変え、何度もこの行為を繰り返すのだろう?「正義の仮面」の下に隠された現代人のかかえる数々のトラウマ、「正義を振りかざしやすくなった社会」という2つの側面から、今もっとも怖ろしい「正義依存という病」の本質に迫る。

目次

  • 第1章 「正義」の名のもとに悪をやっつける人(激化するネット中傷;塩谷瞬の二股騒動 ほか)
  • 第2章 ネットからの快楽には依存性がある(インターネットの罠;ネット上に氾濫する情報 ほか)
  • 第3章 なぜ他人の「悪」をたたくとスッとするのか?(自分には「悪」がないかのようなふりをしようとする;他人の嘘を激しく責める嘘つき ほか)
  • 第4章 「正義」の仮面に隠された怒りと羨望(怒りとは何か?;怒りを出せないからこそ、「正義」の仮面をかぶる ほか)
  • 第5章 「正義」依存は伝染する(「正義」とは何か?;「在特会」の被害者意識 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB12733269
  • ISBN
    • 9784584124024
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    190p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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