百人一首百うたがたり
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百人一首百うたがたり
幻冬舎エデュケーション , 幻冬舎 (発売), 2013.3
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ヒャクニン イッシュ ヒャクウタガタリ
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参考文献: p262
Description and Table of Contents
Description
百人の歌人の、百のものがたりを現代女流歌人が雅やかによみがえらせる。百首の現代語訳(美訳)付き。
Table of Contents
- 秋の田のかりほの庵のとまをあらみ我が衣手は露にぬれつつ(天智天皇)
- 春過ぎて夏来にけらし白妙の衣ほうてふ天の香具山(持統天皇)
- あしびきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかもねむ(柿本人麻呂)
- 田子の浦にうち出でてみれば白妙の富士のたかねに雪は降りつつ(山部赤人)
- 奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞くときぞ秋は悲しき(猿丸大夫)
- かささぎの渡せる橋におく霜の白きを見れば夜ぞ更にける(中納言家持)
- 天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも(安倍仲麻呂)
- わが庵は都のたつみしかぞ住む世をうぢ山と人はいふなり(喜撰法師)
- 花の色は移りけりないたづらに我が身世にふるながめせしまに(小野小町)
- これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関(蝉丸)〔ほか〕
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