世田谷代官が見た幕末の江戸 : 日記が語るもう一つの維新
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書誌事項
世田谷代官が見た幕末の江戸 : 日記が語るもう一つの維新
(角川SSC新書, 184)
角川マガジンズ , 角川グループホールディングス (発売), 2013.5
- タイトル読み
-
セタガヤ ダイカン ガ ミタ バクマツ ノ エド : ニッキ ガ カタル モウ ヒトツ ノ イシン
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注記
参考文献: p173
大場美佐関係年表: p174-178
内容説明・目次
内容説明
江戸城無血開城に象徴される幕末から明治への時代転換を、江戸に近い世田谷の地で、見つめていた人物がいる。彦根藩井伊家世田谷領の代官、大場与一・美佐夫妻である。江戸賄料として、井伊家が幕府から与えられた世田谷の地(現在の世田谷区役所周辺)を代官として支配した大場家だが、実態は現代の中間管理職のような立場だった。ヴェールに包まれた下級武士としての代官の日々の暮らしぶりや農民たちの生活などを、日記をもとに紐解いていく。
目次
- 序章 桜田門外の変の衝撃—維新のはじまり
- 第1章 大場家と世田谷領—いくつもの顔を持つ代官
- 第2章 江戸の混乱に巻き込まれる—開戦危機
- 第3章 大場家御家断絶の危機—鉄砲を持った農民たち
- 第4章 関東の騒乱と世田谷—幕府の消滅
- 第5章 明治維新と大場家—消えいく江戸
「BOOKデータベース」 より