書誌事項

イースタリーのエレジー

ペティナ・ガッパ著 ; 小川高義訳

(新潮クレスト・ブックス)

新潮社, 2013.6

タイトル別名

An elegy for easterly

タイトル読み

イースタリー ノ エレジー

注記

欧文タイトルは目次裏より

原著 (2009) の翻訳

収録内容
  • 軍葬ラッパが鳴り終えて = At the sound of the last post
  • イースタリーの悲歌 (エレジー) = An elegy for Easterly
  • アネックスをうろうろ = The annexe shuffle
  • ロンドンみやげ = Something nice from London
  • 黄金の三角地帯の真ん中で = In the heart of the Golden Triangle
  • ムパンダワナのダンスチャンピオン = The Mupandawana dancing champion
  • ジュネーヴにて、百万ユーロの賞金 = Our man in Geneva wins a million euros
  • ララパンジから来たメイド = The maid from Lalapanzi
  • ジュリアーナ叔母さんのインド人 = Aunt Juliana's Indian
  • ロージーの花婿のひび割れたピンク色の唇 = The cracked, pink lips of Rosie's bridegroom
  • 妹いとこランバナイ = My cousin-sister Rambanai
  • 妥協 = The negotiated settlement
  • 真夜中のホテル・カリフォルニア = Midnight at the Hotel California
内容説明・目次

内容説明

アフリカ南部の国、ジンバブエ(旧ローデシア)。1980年、悲願の独立を果たしたものの、大統領はその後30年も居座りつづけ、解放の夢は天文学的ハイパーインフレ(1000億ドル札=5米ドル)と物不足、エイズの蔓延という悪夢に変わった。—女ったらしの夫を国葬で送るはめになった英国人妻の諦観と覚悟。ブランチ、ランチ、お茶にディナー、リッチな銀行家の妻の淡く深い寂寥。赤ん坊を熱望する女と困惑する夫、人知れず身ごもった流れ者の女。三人の人生が劇的に交錯するある一夜。ゲリラの村からやってきた明るく溌刺としたメイドの思い出、その苦い幕切れ…。はるかな国の、さまざまな階層の人びとの日々の暮らしを、恬淡としたユーモアと繊細な情感をまじえて描きだす、類いまれなデビュー短篇集。フランク・オコナー国際短篇賞最終候補作。ガーディアンファーストブック賞受賞。

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BB1282016X
  • ISBN
    • 9784105901028
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    255p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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