植民地としてのモンゴル : 中国の官制ナショナリズムと革命思想
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植民地としてのモンゴル : 中国の官制ナショナリズムと革命思想
勉誠出版, 2013.6
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ショクミンチ トシテノ モンゴル : チュウゴク ノ カンセイ ナショナリズム ト カクメイ シソウ
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参考文献: p219-227
Description and Table of Contents
Description
外敵を作り出し、庶民レベルで民族主義を発揚させること。それが政権維持のための中国型支配の本質である。周辺民族の目に、共産主義革命はどう映っていたのか。日本の知識人・研究者は近代以降の中国をどう捉えてきたか。日本在住のモンゴル人である著者が、中国独特のナショナリズムの構造を鋭く分析する。
Table of Contents
- 悪魔としての「革命」が生んだ中国の官制ナショナリズム
- 第1部 モンゴルから見た中国(中国「革命」の本質は対モンゴル暴力—モンゴル人の民族自決と中国人の「革命」のあいだ;「革命の継続」はモンゴル人・ジェノサイド—あるいは中国流植民地支配の実態)
- 第2部 近現代日本が捉えてきた中国(日本の進歩的知識人の中国観—あるいは「糞の垂れた尻」と「お尻の割れた子供服」;「救々文化」から「破壊力」の究明へ—国立研究機関における中国研究の変遷)
- 第3部 現代中国の性質(植民地支配と大量虐殺、そして文化的ジェノサイド—中国の民族問題研究への新視座)
- 中国の官制ナショナリズムを少数民族の視点からよむ
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