「つい、うっかり」から「まさか」の失敗学へ

書誌事項

「つい、うっかり」から「まさか」の失敗学へ

中尾政之著

日科技連出版社, 2013.6

タイトル別名

ついうっかりからまさかの失敗学へ

タイトル読み

ツイ ウッカリ カラ マサカ ノ シッパイガク エ

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注記

参考文献: p184-187

内容説明・目次

内容説明

リーマンショックから東日本大震災を経て、日本が大きく変わってきたことを、本書では、「まさか」の失敗と「まさか」の成功に注目して述べている。今こそ、「つい、うっかり」の失敗だけでなく、“地雷”(そんなものだと諦めて放置されたリスク)の撤去作業も始めるべきである。放置されていたリスクが顕わになったのが、福島第一原発での事故である。社会は待ってくれない。本書を通じて、成功と失敗の裏に隠された“違和感”、つまりは「攻めの失敗学」について深い理解を得ることができる。

目次

  • 第1章 工学部の教授から若者へ—若者よ、エンジニアになろう(東日本大震災を見て過去を振り返った;低成長時代でも、個々の企業の浮き沈みは大きい ほか)
  • 第2章 最近、失敗学も変化した(東日本大震災が、皆の興味を引くような失敗を変えた;日本の安全と品質は、相対的に劣化した ほか)
  • 第3章 福島第一原発の事故に“勝利の方程式”はあったのか(勝利の方程式は存在した;原発の設計において、エンジニアは何を考え落としていたのか ほか)
  • 第4章 “複雑設計”による「まさか」の失敗が世の中に蔓延する(複雑設計は人事を超える;コンピュータが複雑設計を引き起こす ほか)
  • 第5章 新商品のデザインは知識外の違和感から思考が始まる(「まさか」の失敗と期待以上の成功は心理的障壁を排して生まれる;日本の安全・品質を高めるのは、違和感をもった変人である ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB1286216X
  • ISBN
    • 9784817194800
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xiii, 193p
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 件名
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