椿の海の記
著者
書誌事項
椿の海の記
(河出文庫, [い31-1])
河出書房新社, 2013.4
- タイトル読み
-
ツバキ ノ ウミ ノ キ
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注記
朝日新聞社 1976年刊の再刊
内容説明・目次
内容説明
はだしで盲目で、心もおかしくなって、さまよってゆくおもかさま。四歳のみっちんは、その手をしっかりと握り、甘やかな記憶の海を漂う。失われてしまったふるさと水俣の豊饒な風景、「水銀漬」にされて「生き埋め」にされた壮大な魂の世界が、いま甦る。『苦海浄土』の著者の卓越した叙情性、類い希な表現力が溢れる傑作。
「BOOKデータベース」 より