生産・生活・安全を支える「道の駅」
著者
書誌事項
生産・生活・安全を支える「道の駅」
(震災復興と地域産業 / 関満博編, 3)
新評論, 2013.6
- タイトル別名
-
生産生活安全を支える道の駅
- タイトル読み
-
セイサン・セイカツ・アンゼン オ ササエル「ミチ ノ エキ」
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内容説明・目次
内容説明
東日本大震災の前から、東北の各地では、「道の駅」が地域資源活用の重要な拠点となっていた。その道の駅が、今次の災害では緊急避難所あるいは後方支援機関となり、さらに被災後は復興の拠点として、地域の「灯」、人びとの「希望」であり続けている。本書では、東北地方の11の「道の駅」の奮闘記を通して、その「生産・生活・安全」の拠点としての意義を再確認し、成熟社会における新たな可能性と課題を展望する。
目次
- 防災拠点としての道の駅
- 第1部 被災の前線に立つ(宮城県石巻市/震災直後も営業を継続して被災者を支援した「上品の郷」—被災地域において道の駅が果たした役割;福島県相馬市/地震、津波、原発事故の混乱の中で「そうま」—防災拠点としての可能性と課題;岩手県野田村/地域のネットワークが大きな力を発揮した「のだ」—特産品の「塩」と女性起業の力;岩手県山田町/民間主導の道の駅が果たした柔軟な対応「やまだ」—災害対応から産業復興拠点へ;岩手県宮古市田老/津波で崩壊したまちを支えた「たろう」—防災拠点としての役割と課題)
- 第2部 後方支援に従事(岩手県宮古市川井/流域連携で被災地に物資供給「やまびこ館」—上流の道の駅が下流の沿岸地域の後方支援を行う;岩手県遠野市/休息場所の提供と商品提供に努めた「遠野風の丘」—防災後方支援型都市の一つの機能;宮城県登米市/駅同士の連携で再開を支援した「みなみかた」—発揮された道の駅のネットワーク力)
- 第3部 被災からの復旧・復興(宮城県気仙沼市/津波被災後、即、仮操業開始「大谷海岸」—被災地域の人びとに応える;岩手県宮古市/被災後一年で仮操業「みやこ」—仮設住宅への移動販売から再開;福島県いわき市/再オープンを果たした「よつくら港」—東北初の「民設民営」型道の駅の再挑戦)
- 地域を支える道の駅—震災対応からみえてきたこと
「BOOKデータベース」 より