ニコライ : 価値があるのは、他を憐れむ心だけだ
著者
書誌事項
ニコライ : 価値があるのは、他を憐れむ心だけだ
(ミネルヴァ日本評伝選)
ミネルヴァ書房, 2013.7
- タイトル別名
-
ニコライ : 価値があるのは他を憐れむ心だけだ
- タイトル読み
-
ニコライ : カチ ガ アルノワ、タ オ アワレム ココロ ダケダ
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注記
主要参考文献: p439-441
ニコライ略年譜: p455-464
内容説明・目次
内容説明
幕末に来日し、日本正教会創建、東京復活大聖堂(ニコライ堂)を建立して、五〇年間宣教に励み、大津事件、日露戦争でも、日露友好のために大きく貢献し、日本国民から敬愛されたニコライ。その献身的慈愛の生涯を描き、さらにニコライ後、現代までの日本正教会史を克明に描き出す。
目次
- 故郷ベリョーザ村からペテルブルグの神学大学へ
- 宣教志願、そして日本へ
- 函館到着、最初の洗礼
- 函館から第一回ロシア一時帰国
- 函館への帰任と上京
- 迫害、信徒の増加
- 明治一一年の日本正教会
- 第二回ロシア一時帰国
- 大聖堂建築着工と有志義会事件
- 他派宣教師との交友
- 大聖堂竣工と大津事件
- 三国干渉とロシアを憎悪する日本
- 伝教学校、神学校、女子神学校
- 『新約聖書』の翻訳
- 日露戦争時のニコライの日記
- ロシアの混乱とニコライ堂の内紛
- 日露戦争後のニコライ堂と各地の聖堂建設
- 晩年の難題と永眠
- ニコライ後の日本正教会
- アメリカとソ連の間で揺れる日本正教会
「BOOKデータベース」 より