W環境制御社会の到来

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W環境制御社会の到来

中井孝章著

日本教育研究センター, 2013.6

Other Title

W環境制御会の到来

W環境制御社会の到来

Title Transcription

W カンキョウ セイギョ シャカイ ノ トウライ

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Note

タイトルは奥付・背・表紙による

文献: p99-104

Description and Table of Contents

Description

わが国は、近代社会からポスト近代社会(成熟社会)への移行にともない、M.フーコーのいう2つの規律訓練型権力(人間の身体の「解剖‐政治学」と「人口の生‐政治学」)から、セラピーの臨界としての認知行動療法を経て、心理主義社会の終焉の向こうに垣間見えてきた新たな制御型権力(事前制御型管理技術)、ひいては環境制御型管理社会の到来—本書ではこの新たな制御権力の2つの形態である、監視カメラに代表される「外的環境制御の物理‐工学的制御(アーキテクチャ)」と、薬物療法に代表される「内的環境制御の生理的‐医学的制御(エンハンスメント)」について詳述した。

Table of Contents

  • 1 認知行動療法の黎明
  • 2 エビデンスベイスド・セラピーとしての認知行動療法—最新脳科学との合流
  • 3 心理臨床としての認知行動療法
  • 4 福祉臨床としての認知行動療法—べてる式認知行動療法の展開
  • 5 W環境制御社会の予兆—心理主義は終焉したか
  • 6 外的環境の制御—W環境制御権力の射程(1)
  • 7 内的環境の制御—W環境制御権力の射程(2)
  • 結語 “近くでテレビを観る子ども”へのありとあらゆる処方箋—近未来の消費者態度の可能性

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Details

  • NCID
    BB12976839
  • ISBN
    • 9784890261666
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    大阪
  • Pages/Volumes
    ii, 108p
  • Size
    21cm
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