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美濃部重克著作集

美濃部重克著

三弥井書店, 2013.7

  • 第1巻
  • 第2巻

タイトル読み

ミノベ シゲカツ チョサクシュウ

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注記

第1巻: 近代文学. 第2巻: 中世文学

内容説明・目次

巻冊次

第1巻 ISBN 9784838232505

目次

  • 「心の花のまだあれば」—「山の音」の語りのからくり
  • 伝承文学と近代文学—泉鏡花『高野聖』
  • 泉鏡花『歌行灯』“語り”と“芸能”“癒し”のテキスト
  • 安部公房 無常体験の文学『砂の女』論
  • 「雪国」の本意 川端康成『雪国』論
  • 隠喩としての「虫」—泉鏡花『由縁の女』 川端康成『山の音』 安部公房『砂の女』
  • 泉鏡花『由縁の女』論—“着せる女”“操りの糸”
  • いざいざ伊勢路にかゝらむ—鏡花文学の「伊勢」
  • “伝承的想像力”と創作 鏡花世界—『春昼』『春昼後刻』論
  • 泉鏡花の跳躍—『妙の宮』の鏡花作品史上での意味
巻冊次

第2巻 ISBN 9784838232512

目次

  • 「平家物語」の構成—覚一本巻十二を通して
  • 戦場の働きの価値化—合戦の日記、聞書き、家伝そして文学
  • 平家物語の解釈原理—先表思想
  • 『源平盛衰記』の成り立ち
  • 「火羅図」の解読 付『平家物語』巻二「一行阿闍梨之沙汰」
  • 申し子譚の構造
  • テキスト・祭りそして女訓—お伽草子の論
  • お伽草子と説話
  • 『閑居友』—高貴な女性の要請に応えて
  • 散文文学“物語”の成立
  • 〈物語・説話〉の伝承
  • 文化圏としての僧房
  • 御伽草子の呼称と範囲
  • 『長谷寺観音験記』の世界
  • 語りぐさと中世文芸—説話・物語の沃野へ
  • 「鬼」と「虫」—医事説話研究の視座
  • 伝承と創作—「橋弁慶」をめぐって

「BOOKデータベース」 より

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