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日本保守思想のアポリア

礫川全次著

(PP選書 : Problem & Polemic : 課題と争点)

批評社, 2013.6

タイトル読み

ニホン ホシュ シソウ ノ アポリア

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注記

参考文献: p186-192

内容説明・目次

内容説明

「尊皇攘夷」を錦の御旗に、倒幕・権力奪取した明治維新政府は、近代化・欧化政策を推し進め、日本古来の伝承文化を解体する一方、欽定の帝国憲法を制定するなど、新たな「保守主義」を創造し、アジア支配を目指す覆覇国家として再出発した。「王政復古」という名の「断絶」と「継承」を支えたのは、「國體」という虚構のイデオロギーであった。「國體」というキーワードをとおして、近代日本の保守思想を解剖する。

目次

  • 序章 御誓文とデモクラシー
  • 第1章 御誓文とマッカーサー
  • 第2章 明治国家のアイデンティティ
  • 第3章 憲法制定と國體論争
  • 第4章 神代文字とルーン文字
  • 第5章 「明治のバーク」金子堅太郎
  • 終章 シュタインの忠言

「BOOKデータベース」 より

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