書誌事項

岡倉天心 : 美と裏切り

清水多吉著

(中公叢書)

中央公論新社, 2013.7

タイトル読み

オカクラ テンシン : ビ ト ウラギリ

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注記

岡倉天心略年譜、関連年表: p269-283

内容説明・目次

内容説明

天心はヘーゲル美学を日本美術の解釈に当てはめ、その世界的進出の露払い役を自認し奮闘した。「麗しいアジア」「アジアの心」を訴えた天心の夢はなぜ壊れたか—画期的な「天心」像の再築論。美の煽動者、没後100年の降臨。

目次

  • 「アジアは一つである」
  • フェノロサから学んだもの
  • 覚三(天心)のトラウマ
  • 理想の「盛唐—天平」文化
  • 生い立ちから東京美術学校まで
  • 明治中期の政治動向
  • 「麗しのアジア」
  • 文学者グループに囲まれて
  • 美校騒動
  • 新聞ジャーナリズムの進展と世論
  • 屈辱の万国博覧会
  • ほほえみの世界—『茶の本』
  • 東京大学での講義—「泰東巧芸史」
  • 最晩年の思い
  • 後日談

「BOOKデータベース」 より

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