少女マンガの表現機構 : ひらかれたマンガ表現史と「手塚治虫」

書誌事項

少女マンガの表現機構 : ひらかれたマンガ表現史と「手塚治虫」

岩下朋世著

NTT出版, 2013.7

タイトル別名

手塚治虫の少女マンガ作品における表現の機構

少女マンガの表現機構 : ひらかれたマンガ表現史と手塚治虫

タイトル読み

ショウジョ マンガ ノ ヒョウゲン キコウ : ヒラカレタ マンガ ヒョウゲンシ ト「テズカ オサム」

注記

博士学位論文『手塚治虫の少女マンガ作品における表現の機構』(東北大学, 2008年) に基づいたもの

参考文献: p315-325

内容説明・目次

内容説明

手塚治虫の少女マンガ作品は、なぜ語られないのか?手塚治虫研究の中でも十分に論じられてこなかった「少女マンガ作品」の詳解をとおして、日本のマンガ研究に新たな視角を与える。

目次

  • 序章 手塚少女マンガ作品をめぐる空白—本書の目的と構成(問題の所在;マンガ論における手塚の位置づけ ほか)
  • 第1章 手塚の少女マンガ作品はなぜ語られないのか—先行研究の検討(「マンガ観」をめぐる問題としての「定義」と「起源」;手塚治虫研究に関する批判的検討 ほか)
  • 第2章 登場人物の構成と表現の機構—「リボンの騎士」再考(「少女マンガらしさ」という前提;「リボンの騎士」における性別の描き分け ほか)
  • 第3章 手塚治虫における少女マンガ作品—「ナスビ女王」「エンゼルの丘」分析を中心に(作品分析の視角と目的;「ナスビ女王」における登場人物の描写と「内面」の構築 ほか)
  • 第4章 「マンガ」を論じるために—課題と展望(「マンガ」を論じる上での課題と展望;「手塚治虫のマンガ」を論じるために ほか)

「BOOKデータベース」 より

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