つかこうへい : 「笑い」と「毒」の彼方へ
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つかこうへい : 「笑い」と「毒」の彼方へ
彩流社, 2013.7
- タイトル読み
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ツカ コウヘイ : ワライ ト ドク ノ カナタ エ
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注記
参照・引用文献一覧: p219-228
内容説明・目次
内容説明
異才の演劇人がもたらしたものは何だったのか。在日韓国人同胞として、その手法に反発しつつも、笑いの底に流れる暗い情念を読み取り、共感し、その生き様を抉り出す異色の批評集!
目次
- 1 演劇人と小説家の狭間で—「熱海殺人事件」を中心に(つか作品の評価の困難性;ギャグで押しまくる「熱海殺人事件」誕生の条件;「熱海殺人事件」と「飛龍伝」の執拗な改変 ほか)
- 2 シナリオ作家としての映画・ドラマ—『蒲田行進曲』から『寝盗られ宗介』へ(演劇と映画の相違について;『蒲田行進曲』『かけおち’83』『青春かけおち篇』;50〜60年代へのこだわりの意味 ほか)
- 3 「愛」を欲して身悶えする「日陰者的人物」たち—作風の形成過程(「口立て」の手法と創作姿勢;韓国映画『チング』とつか文学;作者が選び取った自身の社会的位相 ほか)
「BOOKデータベース」 より