閾の思考 : 他者・外部性・故郷
著者
書誌事項
閾の思考 : 他者・外部性・故郷
法政大学出版局, 2013.8
- タイトル別名
-
Thoughts on threshold : others, exteriority and homes
閾の思考 : 他者外部性故郷
- タイトル読み
-
イキ ノ シコウ : タシャ ガイブセイ コキョウ
大学図書館所蔵 全106件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
注記
欧文タイトルは標題紙裏による
内容説明・目次
内容説明
日本のナショナリズム批判にはじまり、異種混淆的な生を説くポストコロニアリズムを経て、いまだ日本帝国支配の爪痕が残る東アジアへと眼差しは向かう。そして主体の脱臼を媒介とした新たな「故郷」の創出へと。安丸良夫、柄谷行人、酒井直樹、エドワード・サイード、ホミ・バーバ、タラル・アサド、ガヤトリ・スピヴァク、ジョルジョ・アガンベン、山尾三省らの思想を通して、「戸惑い」と「受苦」を絆とする新たな共同性が構想されていく。
目次
- はじめに ポストコロニアル的な生をめぐる断想
- 序章 閾の思考—他者の眼差しのもとで
- 第1章 思想を紡ぎだす声—はざまに立つ歴史家 安丸良夫
- 第2章 ポストコロニアリズムという言説—ホミ・バーバ その可能性と限界
- 第3章 他者と共に在ること—ディアスポラの知識人 タラル・アサド
- 第4章 外部性とは何か—日本のポストモダン 柄谷行人から酒井直樹へ
- 第5章 モダニティ・帝国・普遍性—「近代の超克」と京都学派
- 第6章 帝国の記憶を生きる—ポストコロニアル批評と植民地朝鮮
- 終章 故郷への帰還—ガヤトリ・チャクラヴォルティ・スピヴァクから山尾三省、そしてジョルジョ・アガンベンへ
- あとがき 震災の後に—アイデンティティの傷について
「BOOKデータベース」 より