体罰はなぜなくならないのか
著者
書誌事項
体罰はなぜなくならないのか
(幻冬舎新書, 313)
幻冬舎, 2013.7
- タイトル読み
-
タイバツ ワ ナゼ ナクナラナイノカ
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内容説明・目次
内容説明
大阪・桜宮高校での生徒の自殺を機に体罰撲滅が叫ばれる一方、「愛情があれば殴ってもよい」という支持の声は大きい。教師が子どもに罰として肉体的苦痛を与える「体罰」は、学校教育法で明確に禁止されている。体罰に教育効果などなく、子どもに致命的なダメージを与えるだけ。だが、教師は子どもを暴力で支配する快感に溺れ、親はそれを「教育熱心」として讃え、世間も「愛の鞭は必要」と容認してきた。これまで多くの子どもの命を奪ってきた暴力の共犯構造にメスを入れる。
目次
- 序章 二人のキャプテン
- 第1章 繰り返される悲劇
- 第2章 学校という密室
- 第3章 体罰は世論に支えられている
- 第4章 体罰でスポーツは強くなるのか
- 第5章 体罰はどうすればなくせるか
「BOOKデータベース」 より