浮雲
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浮雲
(新潮文庫, ふ-3-2)
新潮社, 2011.10
89刷改版
- タイトル読み
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ウキグモ
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注記
記述は90刷(2013.4)による
注解(十川信介): p245-278
解説(桶谷秀昭): p279-297
年譜: p298-302
内容説明・目次
内容説明
江戸文学のなごりから離れてようやく新文学創造の機運が高まりはじめた明治二十年に発表されたこの四迷の処女作は、新鮮な言文一致の文章によって当時の人々を驚嘆させた。秀才ではあるが世故にうとい青年官吏内海文三の内面の苦悩を精密に描写して、わが国の知識階級をはじめて人間として造形した『浮雲』は、当時の文壇をはるかに越え、日本近代小説の先駆とされる作品である。
「BOOKデータベース」 より