書誌事項

Postcolonial/ポストコロニアル

田中雅一, 奥山直司編

(京都大学人文科学研究所共同研究報告, コンタクト・ゾーンの人文学 = Contact zone||コンタクト・ゾーン ノ ジンブンガク ; 4)

京都大学人文科学研究所, 2012.3

タイトル別名

Postcolonialポストコロニアル

コンタクトゾーンの人文学

タイトル読み

Postcolonial/ポストコロニアル

注記

制作: 晃洋書房

付属資料 (18p ; 21cm) : 『コンタクト・ゾーンの人文学』全4巻総索引

参考文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

人びとの生の実態に迫ろうという視点を表明するための概念‐ポストコロニアル。コロニアルな経験の語りに耳を傾け、記述することは、私たち自身の生のかたちを創出するために必要不可欠な過程なのである。

目次

  • 第1部 “日本”を生きる(まなざしの呪縛—日本統治時代パラオにおける「島民」をめぐって;「困難な私たち」への遡行—コンタクト・ゾーンにおける暴力の記憶の民族誌記述 ほか)
  • 第2部 インド世界を生きる(アメリカ人が描いた二〇世紀初めインドの輪郭—「マザー・インディア」を読む;トランスカルチュレイションとナショナリズム—ガーンディーにおける身体と政体の自己統治 ほか)
  • 第3部 ディアスポラ世界を生きる(スィク・ディアスポラから見える世界—移住と信仰をめぐるコンタクト・ゾーン;フランス共和国とFGC裁判 ほか)
  • 第4部 創出—新しい世界を生きるために(明治インド留学生—興然と宗演;芸術がひらくオセアニア—レッド・ウェーヴ絵画におけるモチーフ/スタイルの共有と差異化)

「BOOKデータベース」 より

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