ゴジラが来る夜に : 「思考をせまる怪獣」の現代史
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書誌事項
ゴジラが来る夜に : 「思考をせまる怪獣」の現代史
(集英社文庫, [た 54-1])
集英社, 1999.11
- タイトル読み
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ゴジラ ガ クル ヨル ニ : 「シコウオ セマル カイジュウ」 ノ ゲンダイシ
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注記
廣済堂出版1993年刊の「ゴジラが来る夜に : 「思想としての怪獣」の40年」を大幅に加筆、改訂したもの
内容説明・目次
内容説明
ゴジラをめぐる21世紀の日米映像戦が始まった。「怪物の時代」に復活したゴジラを襲う新たな試練か。ゴジラをゴジラ映画から解き放ち、「恐竜スタイルの大怪獣」という特異な姿のなかに、近代的時間・核の平和利用の危うさ・社会的マイノリティの身体感覚などを読む画期的な評論。ゴジラ批評がそのまま現代批評の冒険になったと激賞されたスリリングな試み。
目次
- 第1章 ゴジラとは誰なのか(ゴシラがいない;ガメラ、ブースカ、ゴジラ松井のいない世界;ゴジラの現代史 ほか)
- 第2章 ゴジラの両義性(こんなふうに、映画『ゴジラ』は誕生した;たくさんのフランケンシュタイン博士がいた;「特撮」の自立 ほか)
- 第3章 ゴジラが来る夜にいたのは(ゴジラが来る夜にむきあう;データ(2)—ゴジラは闇を好み、闇から出現する;大戸島の古老は「闇」のキャラクターである ほか)
- 第4章 ゴジラは歩きつづける(ゴジラは「実在」となったが;ゴジラはなぜ「ゴジラ」となったか;「近代化」という怪獣 ほか)
- 第5章 ゴジラからみたウルトラマンとハッカー(1990年代以後の怪獣とは;無矛盾・無葛藤の物語;ニッポン帝国のウルトラマン ほか)
「BOOKデータベース」 より