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「講」研究の可能性

長谷部八朗編著

慶友社, 2013.5-

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タイトル別名

講研究の可能性

タイトル読み

コウ ケンキュウ ノ カノウセイ

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注記

参考文献あり

内容説明・目次

巻冊次

2 ISBN 9784874490723

内容説明

人びとの孤立化・無縁化が進み、互いを繋ぐ場を見失いがちな今日、先行研究を検討しつつ、日本社会における「講」の多様な活動実態に光を当て、それらの果たしてきた役割を改めて問う論文集の続刊。

目次

  • 1 堀一郎の講理論(堀一郎の宗教・信仰史論と「講」—「日本宗教史」論の視座から)
  • 2 講の結集、維持、変遷の諸相(日本仏教における講の展開—浄土真宗の事例を中心に;明治初年の神宮教院・神宮教会と神風講社;講を継承するしくみと工夫—尾州鷹羽講の組織と運営;法を嗣ぐ在俗行者—近代期における尾張儀覚系を例にみる御嶽講の結集原理;大岳講に関する一考察—札の置き場の検討を中心に;講の社会的位置づけの変遷、および講研究の射程に関する一考察)
  • 3 講的集団、あるいは講周辺の諸相(近世における高野山参詣意識—頼慶筆『高野山縁起』を参考に;近代神社の講的組織—気多講社を事例として;稲荷信仰の講と祭り;集落の再編—ショウキサマ祭祀の継承;奥山半僧坊信仰の変遷—講と漁業史の視点から)
巻冊次

3 ISBN 9784874490747

内容説明

「講」研究を、日本社会を貫く人的結合の特質を探る有力な鍵と捉え、そうした視座から「講」の広範かつ多様な実態に迫り、それらが担ってきた役割・意義の再考をめざす論文集の第三弾。

目次

  • 第1部 論集篇(高取正男の「カヤカベ教」論;日本仏教、修験道と講;民俗信仰・民間信仰を背景とする、寺社と講)
  • 第2部 公開シンポジウム報告篇(講集団の存続—講研究会第一回公開シンポジウム「歴史のなかの講と宗教」;蓮如期までの報恩講と教化;近世里修験の行者講の呼称と執行をめぐる諸問題;近世における高野山参詣の形態—その講的性格;神宮教・神宮奉斎会における神風講社—伊勢講の近代的再編の一つとして)
巻冊次

4 ISBN 9784874490761

内容説明

急激な社会変化の波に翻弄され、「個」を糾合せしめる力や方途を失いがちな今日、人びとの間の「つながり」を紡ぐ上で「講」の果たしてきた役割を改めて捉え返し、「講」研究の今後を見据える論文集の第四弾。

目次

  • 第1部 論集篇(内藤莞爾による社会学的講研究;稲荷の祭りと稲荷講—とくに子供たちの講について;秋葉講と近代神社制度;富士信仰諸派における講形態の諸相;祭祀組織研究と地縁・血縁—広島県備北地方の荒神名を再考する)
  • 第2部 公開シンポジウム報告篇(第二回シンポジウム 「つながりを活かす人びと—講研究の可能性」趣旨及び総括;共有地を持つ講—東京・群馬のオイヌサマ講を事例に;在地の人びとをつなぐ代参講—尾州鷹羽講を事例に;講組織縮小という選択—能代龍王講を事例に;近代における契約講の変化—宮城県大崎耕土の事例から)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB13204547
  • ISBN
    • 9784874490709
    • 9784874490723
    • 9784874490747
    • 9784874490761
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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