東海村・村長の「脱原発」論

著者

書誌事項

東海村・村長の「脱原発」論

村上達也, 神保哲生著

(集英社新書, 0702B)

集英社, 2013.8

タイトル別名

東海村村長の脱原発論

タイトル読み

トウカイムラ ソンチョウ ノ ダツゲンパツ ロン

大学図書館所蔵 件 / 81

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

あの三月一一日、茨城県東海村にも津波は押し寄せ、東海第二の原発も大半の電源を喪失。フクシマ寸前の危機を迎えていた!村長が事故の全容を知らされたのは半年後。危機は隠蔽されていたのだ。原発容認派だった村長は積極的な反対派に転じ、政府に対して東海第二原発の廃炉を要求し始めた。しかし、日本で最も古くから原子力産業の恩恵を受けている東海村は、村の予算そして雇用の三分の一を原子力産業から得ている…。原発立地自治体の首長の苦悩を気鋭のジャーナリストが聞き出し、地方VS中央のあり方について考えた。

目次

  • 第1章 「フクシマ」寸前だった東海村の三・一一(原発立地自治体初の「脱原発派」首長;危機的状況だった東海第二 ほか)
  • 第2章 活かされなかったJCO事故の教訓(死者の出たJCO臨界事故;村役場の初動と国の鈍感さ ほか)
  • 第3章 日本の原発発祥の地として、すべきこと(村民は原発ができるとは知らなかった;イギリス人技術者たちに憧れて ほか)
  • 第4章 原発再稼働に向かう荒波の中で(避難計画すら立てられない中での原発再稼働;原電をどうするか ほか)
  • 第5章 脱成長の社会に向けて(脱原発後の東海村の未来;縮小社会と脱原発 ほか)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ