書誌事項

安吾さんの太平洋戦争

半藤一利著

(PHP文庫)

PHP研究所, 2013.7

タイトル別名

坂口安吾と太平洋戦争

タイトル読み

アンゴ サン ノ タイヘイヨウ センソウ

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注記

「坂口安吾と太平洋戦争」(2009年刊)の改題, 加筆修正

参考文献: p373

内容説明・目次

内容説明

人間は生き、人間は堕ちる。そのこと以外の中に人間を救う便利な近道はない。—安吾の『堕落論』は、戦争中の日本人の「狂気」に対する完膚なきまでの批評から生まれた。本書は、太平洋戦争開戦を描いた「ぐうたら戦記」から、戦後GHQによって闇に葬られた「特攻隊に捧ぐ」まで、安吾の作品と人生に寄り添いながら、歴史探偵が「戦時中の昭和」という時代を活写する。

目次

  • 第1章 恋の炎と革命の嵐—昭和十一年
  • 第2章 京都でのデカダンの日々—昭和十二年
  • 第3章 国家総動員法のもとに—昭和十三年
  • 第4章 日本の駆逐艦とソ連の戦闘機—昭和十四年
  • 第5章 世界や日本の激動に我不関焉—昭和十五年
  • 第6章 太平洋戦争がはじまった年—昭和十六年
  • 第7章 チンドン屋と九軍神—昭和十七年
  • 第8章 どんな犠牲をはらっても飛行機を—昭和十八年
  • 第9章 戦勢急転落と「魔の退屈」—昭和十九年
  • 第10章 焼夷弾の降りしきるとき—昭和二十年
  • 第11章 「人間は堕ちる、人間は生きる」—昭和二十一年

「BOOKデータベース」 より

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