「靖国」と「千鳥ヶ淵」を考える
著者
書誌事項
「靖国」と「千鳥ヶ淵」を考える
(祥伝社新書, 328)
祥伝社, 2013.8
- タイトル別名
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靖国と千鳥ヶ淵を考える
- タイトル読み
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「ヤスクニ」ト「チドリガブチ」 オ カンガエル
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注記
参考文献: p222-224
内容説明・目次
内容説明
太平洋戦争は終戦前の半年だけで、戦没者が一〇〇万人を超えた。うち、民間人は約七〇万人が犠牲となっている。輸送船の乗組員の海没者の他、無差別の都市爆撃で、原子爆弾で、軍需工場への爆撃で、勤労動員中の空襲で亡くなった人々、引き揚げ途中やシベリア抑留中の死亡者も、みな等しく戦没者である。「無名戦士の墓」である千鳥ヶ淵戦没者墓苑に安置されているのは、戦友や遺骨収集団が持ち帰り、ついに故郷に帰ることのできなかった遺骨である。日本には氏名が判明した軍人・軍属の英霊を祀る靖国神社はあっても、民間人のすべての戦没者の御霊を祀り、追悼する常設の施設はまだない…。
目次
- 序章 八月十五日の玉音放送と日本人
- 第1章 靖国と千鳥ヶ淵を結ぶ「桜花の絆」
- 第2章 あの戦争が六カ月前に終わっていれば…
- 第3章 生と死の運命を分けた一瞬
- 第4章 敗戦時に突きつけられた悲惨な現実
- 第5章 残虐をきわめた米軍の「焦土作戦」
- 第6章 見捨てられた「海の墓標」六万柱
- 第7章 占領支配で大きく変わった日本人の心
「BOOKデータベース」 より