五濁の時代に : 念仏の導き
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五濁の時代に : 念仏の導き
(北日本新聞社新書, 006-008)
北日本新聞社, 2013.8-2016.11
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五濁 (ごじょく) の時代に : 念仏の導き
五濁の時代に
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ゴジョク ノ ジダイ ニ : ネンブツ ノ ミチビキ
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Note
本書は、北日本新聞朝刊水曜文化面に月1回連載した記事をまとめたもの
上: 2011年6月22日-2013年1月23日(20回)を収載
中: 2013年2月27日-2014年9月24日(20回)を収載
下: 2014年10月22日-2016年5月25日(20回)を収載
Description and Table of Contents
Description
劫濁(時代の汚れ)、見濁(邪悪な見解や思想の混乱)、煩悩濁(悪徳の栄え)、衆生濁(人間の資質の低下)、そして命濁(短命化)—。前大谷大学長の著者が、念仏の教えをひもときながら、五つの汚れに満ちたこの世で、人間らしく生きる智慧を説く。
Table of Contents
- 共にある生と死—幸せは心持ちが肝要
- 智者の教えに耳を—便利さ求め社会混迷
- 進むを知り退くを守る—根本に立ち返る大切さ
- 子どもは「授かりもの」—少子化価値観の再考を
- 混迷の世こそ「信」を—文明進み社会が極端化
- 全体見渡す眼が大事—病気の人どう捉えるか
- 理想掲げ滅んだ国ない—対話や共感で融和を
- 現代の「情況」根本整理を—「汚染水」は焦眉の急
- 自己の本性に気付く—力の過信は「七宝の獄」
- 疑いの心鬼を生む—作れば漏れる秘密
- 50年も100年も短なり—自己の省察が大事
- 1度の間違い 一生に—時の流れは「今」の連鎖
- 「便利」が心を貧しく—「智慧」は濁世生き抜く力
- 煩悩具足ゆえの大悲—人間の力過信せずに
- 自らを省み他者思う—他力表す自然の姿
- 「自と他」の分別離れよ—自然の摂理から学ぶ
- 「義」は対立超えて唯一—種々ある「語」の解釈
- 寛容な賢者の対論を—「兵戈無用」の世界実現
- 過信は自信にあらず—凡夫が凡夫になり切る
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