見ることと見られること : 「こころの退避」から「恥」の精神分析へ
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見ることと見られること : 「こころの退避」から「恥」の精神分析へ
岩崎学術出版社, 2013.8
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Seeing and being seen : emerging from a psychic retreat
見ることと見られること : こころの退避から恥の精神分析へ
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ミル コト ト ミラレル コト : 「ココロ ノ タイヒ」 カラ 「ハジ」 ノ セイシン ブンセキ エ
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Note
監訳者: 衣笠隆幸
原著の出版事項: London : Routledge, 2011
文献: p201-207
Description and Table of Contents
Description
現代クライン派を代表する分析家シュタイナーの名著『こころの退避』の続編、応用編。「退避」から抜け出すときに患者が体験する“恥”や“屈辱”体験の臨床的な重要性を深い水準で論じている。エディプス葛藤についての再考、うつ病論、死の本能論などを包括的に論じ、英国クライン派の理論を革新的に発展させた。豊富な臨床例には分析者と患者との関わりあいが生き生きと詳細に記述され、文章は平易ながら鋭い臨床的考察を失わない。
Table of Contents
- 第1部 きまりの悪さ、恥、屈辱(“見られること”に対する不安—自己愛的なプライドと屈辱;シュレーバー症例における視線、支配、屈辱;改善していく過程で現れる情愛に対するきまりの悪さ;分析家への“排除された観察者”という転移)
- 第2部 無力感、権力、支配(エディプス状況における支配をめぐる闘争;分析セッションにおける無力感と権力の行使;エディプス状況における復讐と鬱憤)
- 第3部 悼み悲しむこと、メランコリー、反復強迫(悼み悲しむこととメランコリーとの葛藤;反復強迫、羨望、そして死の欲動)
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