辺界の輝き : 日本文化の深層をゆく
著者
書誌事項
辺界の輝き : 日本文化の深層をゆく
(ちくま文庫, [い-79-1])
筑摩書房, 2013.9
- タイトル読み
-
ヘンカイ ノ カガヤキ : ニホン ブンカ ノ シンソウ オ ユク
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注記
底本: 岩波書店2002年刊, 講談社2006年刊
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
サンカ、家船、遊行者、遊芸民、香具師など、山や海に暮し、旅に生きた人々。彼ら漂泊民は、既存の歴史観では顧みられることはなかった。体制の枠外に置かれた、“マージナル・マン=周縁の民”が築いた日本文化の深層とは?さらには、法然、親鸞の思想、柳田民俗学が持つ意義とは?差別にさらされながらも、社会を基層で支えた人々への熱い思いと知的探究心にあふれた刺激的な対論が展開される。
目次
- 第1章 漂泊民と日本史の地下伏流(二上・葛城・金剛の山脈と『風の王国』;周縁の人・辺境の人—マージナル・マン ほか)
- 第2章 「化外の民」「夷人雑類」「屠沽の下類」(柳田國男の問題発掘能力;「化外の民」と「夷人雑類」 ほか)
- 第3章 遊芸民の世界—聖と賎の二重構造(日本文化とマージナル・マンの系譜;武野紹鴎・千利休—茶道・竹・皮革 ほか)
- 第4章 海民の文化と水軍の歴史(瀬戸内海のマージナル・ライン;日本民族の源流と海民の系譜 ほか)
- 第5章 日本文化の深層を掘り起こす(「平地人を戦慄せしめよ…」;「わび」「さび」と底辺の文化 ほか)
「BOOKデータベース」 より