変貌する世界の緑の党 : 草の根民主主義の終焉か?
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変貌する世界の緑の党 : 草の根民主主義の終焉か?
緑風出版, 2013.9
- タイトル別名
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Green parties in transition
変貌する世界の緑の党 : 草の根民主主義の終焉か
- タイトル読み
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ヘンボウ スル セカイ ノ ミドリ ノ トウ : クサ ノ ネ ミンシュ シュギ ノ シュウエン カ?
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注記
参考文献: p423-[448]
内容説明・目次
内容説明
今や緑の党は世界的な存在となった。1980年前後、政治の表舞台に登場した時には、エコロジーの旗を掲げた小政党と受け止められていた。ところがその後、欧州各国では短期間に連立政権に参加し、今では世界90カ国で活動している。しかし、「アマチュア運動家の党」として出発した緑の党も、職業政治家が支配する議会政治という枠組みの中で生き残るためには、自己改革を迫られた。「反政党の党」と称していたラディカルなドイツ緑の党も、自らを「政党システム内のオルタナティブ」と位置づけるようになった。「緑の党は議員政党になった」といった批判もある。緑の党が、どのような過程を経て自己改革を進め、政党政治の一画を担う存在となったのか。その過程の中で「草の根民主主義」という原則はどのように変化したのか。本書は、欧米14カ国の緑の党を比較分析することで、その問いに答える。
目次
- 第1部 序論(「アマチュア運動家の党」から「プロフェッショナルな選挙政党」へ?—西欧民主国家における「緑の党」の組織変容について)
- 第2部 連立政権に参加した経験をもつ緑の党(ドイツにおける緑の党の進化 アマチュアリズムからプロフェッショナリズムへ;「フランス緑の党」制限された状況下で変化した運動家の文化と実践 ほか)
- 第3部 国会議員を誕生させた緑の党(スイス「オルタナティブ」と「自由主義」、二つの緑の党;選挙に勝つための戦い—オーストリア緑の党における組織の進化 ほか)
- 第4部 少数の国会議員を擁する緑の党(実験的な進化 オーストラリアとニュージーランドにおける緑の党の発展;イギリスにおける緑の党 組織の変化と継続性 ほか)
- 第5部 結論(結論「ケンタウロス」に成長した緑の党)
「BOOKデータベース」 より