英国セント・キルダ島で知った何も持たない生き方
著者
書誌事項
英国セント・キルダ島で知った何も持たない生き方
(ちくま文庫, [い-39-5])
筑摩書房, 2013.10
- タイトル別名
-
英国セント・キルダ島の何も持たない生き方 : 自分を幸せだと思う哲学
何も持たなくても幸せに生きる方法 : 英国セント・キルダ島の物語
英国セントキルダ島で知った何も持たない生き方
- タイトル読み
-
エイコク セント・キルダトウ デ シッタ ナニ モ モタナイ イキカタ
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注記
講談社2003年刊『英国セント・キルダ島の何も持たない生き方 : 自分を幸せだと思う哲学』として出版され, その後2007年刊『何も持たなくても幸せに生きる方法 : 英国セント・キルダ島の物語』 (講談社+α文庫)として収録されたもの. 本書の底本は文庫版
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
大西洋上に浮かぶ周囲から隔絶された島、英国セント・キルダ群島。法律も、医療も、学校も、十分な食料もない絶海の孤島で暮らしていた36人の島民の生活と社会を、実在した一人の長老の目を通じて語る。何も持たない人々の知恵と葛藤。訪れる人が後を絶たない世界遺産の島、セント・キルダの歴史と魅力を、イギリス通の著者が日本で初めて紹介した本。巻末に最新の資料を付した。
目次
- はるかなる足音
- 今日することを皆で決める習慣
- 牛と暮らす石積みの家にこだわる
- 地代を払っても住み続ける島
- 鳥猟と七人の強いロープの絆
- 伝説と信仰が支える生き方
- イギリスで最も質素で平和な暮らしの手本
- 教会がすすめた生活改革の功罪
- 学校教育がもたらした皮肉な結末
- 海だけが配達できる孤島からの手紙
- イギリス本土から押し寄せる観光客が見たかったもの
- 誰も止められない村の衰退
- 三六人が受け入れた最後の決断
- 本土移住の日
- 何が一番幸せだったか
- 魂が還っていく島へ
「BOOKデータベース」 より