書誌事項

永久平和論

サン-ピエール著 ; 本田裕志訳

(近代社会思想コレクション, 10-11)

京都大学学術出版会, 2013.10-2013.12

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タイトル別名

Projet pour rendre la paix perpétuelle en Europe

永久平和論

タイトル読み

エイキュウ ヘイワロン

注記

底本: 「Corpus des œuvres de philosophie en langue françaiseシリーズ, Simone Goyard-Fabre校訂」(Fayard, 1986年刊)

内容説明・目次
巻冊次

1 ISBN 9784876982967

内容説明

恒久平和の実現のため、共通法を打ちたてるという本書の構想は、時を経てヨーロッパ連合の基盤として結実する。

目次

  • 第1論考 平和を維持するためにこれまで実際に用いられてきた諸々の手段は、まったく効力のないものである。
  • 第2論考 本計画に有利な二つの判断材料。
  • 第3論考
  • 第4論考
  • 第5論考
  • 第6論考
  • 第7論考
巻冊次

2 ISBN 9784876983704

内容説明

平和条約を締結し、国際紛争を回避しようとする「ヨーロッパ平和連合構想」—当時寄せられた様々な批判に逐一回答する。

目次

ヨーロッパに恒久平和をもたらすためのアンリ大王の計画(新たな反対論の集成;永続的統治組織と常設仲裁裁判所の条約に調印することについての、各国の君主ないし首脳の個別的利益関係(基本条項;相互間に一つの永続的統治組織を設立することについての、諸国の君主・首脳たちの利益関係;ヨーロッパに全般的統治組織、常設仲裁裁判所、キリスト教諸国の君主・首脳たち同士の相互庇護を設立するためのアンリ大王の大計画に関する、シュリー公の回想録からの抜萃;一六三六年にパリのリシェ書店から刊行された、フランス王のヴェネチア大使フレヌ・カネーイ氏の交渉の抜粋))

「BOOKデータベース」 より

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