イスラーム主義と中東政治 : レバノン・ヒズブッラーの抵抗と革命
著者
書誌事項
イスラーム主義と中東政治 : レバノン・ヒズブッラーの抵抗と革命
名古屋大学出版会, 2013.11
- タイトル別名
-
Islamism and politics in the Middle East : resistance and revolution of Lebanon's Hizb Allah
イスラーム主義と中東政治 : レバノンヒズブッラーの抵抗と革命
- タイトル読み
-
イスラーム シュギ ト チュウトウ セイジ : レバノン ヒズブッラー ノ テイコウ ト カクメイ
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注記
文献一覧: 巻末p12-37
関連年表: 巻末p38-43
内容説明・目次
内容説明
暴力と平和、過激と穏健—真実はどこにあるのか。「自爆テロ」から民主政治まで多様な貌をもつイスラーム主義組織「ヒズボラ」。その知られざる実像を通して、レバノン政治・中東政治・国際政治のダイナミクスを描き出す。
目次
- イスラーム主義が動かす中東政治
- 第1部 国境を越える抵抗と革命—ヒズブッラーの誕生と発展(抵抗と革命を結ぶもの—ヒズブッラーの誕生;抵抗と革命の思想—自爆攻撃を合理化する;国境を越える内戦とテロリズム—イスラーム主義に震撼する冷戦構造)
- 第2部 多元社会のなかのイスラーム主義—レバノン化するヒズブッラー(「テロ組織」が政党になるとき—ヒズブッラーのレバノン化;多極共存型民主主義におけるイスラーム政党—民主主義・宗教・ナショナリズム;対イスラエル闘争と中東和平問題—紛争はなぜ終わらないのか;抵抗社会の建設と社会サービス—サバルタン・ヒズブッラーの日常実践)
- 第3部 今日の中東政治の結節点—ヒズブッラー化するレバノン(「新しい戦争」としての二〇〇六年レバノン紛争—均衡はなぜ崩れたのか;「杉の木革命」による民主化とその停滞—レバノンのヒズブッラー化;「アラブの春」で変わる中東政治—保守としての抵抗と革命)
- イスラーム主義と中東政治の新時代
「BOOKデータベース」 より