東京伝説 : 渇いた街の怖い話
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東京伝説 : 渇いた街の怖い話
(竹書房文庫)
竹書房, 2006.5
- タイトル読み
-
トウキョウ デンセツ
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内容説明・目次
内容説明
留守中にシャンプーボトルに得体の知れないものを入れられる。深夜のエレベーターに乗ると、扉が開いた途端に凶器が飛んでくる。そば屋の男は死んだ妻の遺灰を混ぜてそばを打ち、タクシーの運転手は、客が寝ている間にアクセルを踏んだまま自殺する…。21世紀バビロン—土と緑の消えたアスファルト・ジャングルには、もはや血に飢えたケモノは存在しない。だが、その代わり新たなるケモノが誕生した。それは愛に飢え、情に渇いた「人間」というケモノである。彼らは今、無差別に人を襲い始めた。渇く心のまま、狂気にひた走る彼らの攻撃をかわすことは難しい。敵は笑顔で我々の中の紛れ、隙を窺っているのだから—。
目次
- あれ?
- 面接
- デリバリー二題
- バイト
- 帰宅
- ゼリービーンズ
- 巣作り
- テント
- ロードショー
- 鰐笛〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より