昭和史を読み解く
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昭和史を読み解く
(鳥居民評論集 / 鳥居民著)
草思社, 2013.11
- タイトル読み
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ショウワシ オ ヨミトク
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注記
著作一覧: p346-347
鳥居民・略年譜: p348-351
内容説明・目次
内容説明
今年(二〇一三年)一月に急逝した慧眼の近代日本史家であり、現代中国研究家の単行本未収録のエッセイ、対談等を集めた評論集第一巻目。恐るべき洞察力、独自の史観、膨大な資料収集、市井の研究家として大著『昭和二十年』(既刊13巻、草思社刊)を書き続けて、昭和史の研究家たちに多大の影響を与えた著者の偉業の一端を示すエッセイ群。一つひとつが示唆に富む無類に面白いエッセイや対談。
目次
- 1 太平洋戦争を考えるための読書案内(清沢冽『暗黒日記』;学徒勤労動員の記録『海鳴りの響きは遠く』 ほか)
- 2 敗戦について(いままでだれも書かなかったこと;生誕百年を迎えた服部卓四郎と尾崎秀実 ほか)
- 3 原爆はなぜ投下されたか(続・いままでだれも書かなかったこと;継続すべき原爆投下の裏面史検証 ほか)
- 4 近衛文麿と木戸幸一(宰相文麿公はなぜ死を選んだのか;気骨の宰相・近衛文麿に、いまこそ再評価を(対談・工藤美代子氏) ほか)
- 5 ゾルゲ事件、横浜事件など(尾崎秀実の本当の大罪—事変拡大の扇動者;映画「スパイ・ゾルゲ」を見ての哀しみ ほか)
「BOOKデータベース」 より