アドルノの社会理論 : 循環と偶然性
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書誌事項
アドルノの社会理論 : 循環と偶然性
白澤社 , 現代書館 (発売), 2013.10
- タイトル別名
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Die Gesellschaftstheorie Adornos : Zirkel und Kontingenz
- タイトル読み
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アドルノ ノ シャカイ リロン : ジュンカン ト グウゼンセイ
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注記
学位申請論文「Th・W・アドルノの『社会理論』をめぐって : その記述的・認識論的・規範的側面」(大阪市立大学, 2003年)をもとにしたもの
参考文献一覧: p262-277
内容説明・目次
内容説明
グローバル化と個人化が進行するリスク社会状況において「社会とは何か」という問いはいかなる意味をもつのか。この社会が別様でありうる可能性を描く理論としてアドルノ社会理論を現代的文脈から再構成する試み。
目次
- 序論 「社会の消滅」とアドルノ社会理論
- 第1章 アドルノの観相学と「社会」への問い
- 第2章 異なる合理性を求めて—アドルノによるヴェーバー
- 第3章 社会と個人との媒介不可能性の位相—アドルノによるデュルケム
- 第4章 理解可能性と理解不可能性との循環
- 第5章 アドルノにおける国家・ネイション・社会—一九世紀のゲゼルシャフト学をてがかりに
- 第6章 苦しみと社会的なもの—「社会的なものの死」以後のアドルノ
- 第7章 偶然性と社会理論—九鬼周造とアドルノ
「BOOKデータベース」 より