冷戦の起源 : 戦後アジアの国際環境
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書誌事項
冷戦の起源 : 戦後アジアの国際環境
(中公クラシックス, J53-J54)
中央公論新社, 2013.11
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- タイトル読み
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レイセン ノ キゲン : センゴ アジア ノ コクサイ カンキョウ
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注記
叢書国際環境『冷戦の起源--戦後アジアの国際環境』 (中央公論社, 1978) を底本として1、2の2冊に編集し、1に第1章から第5章、2に第6章から第8章を収録したもの
内容説明・目次
- 巻冊次
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1 ISBN 9784121601414
内容説明
戦後東アジアの国際環境を規定した冷戦。だれが、どのような要因から、かくあらしめたのか—。日本が再生したアジアの状況。
目次
- 第1章 序説・冷戦思想の疫学的起源(冷戦の意味;疫学的地政学;「隔離」と「封じこめ」)
- 第2章 冷戦論争のアメリカ的性格(歴史認識の政治学;ウィスコンシン学派の風土的基礎)
- 第3章 リヴァイアサンの火(共通の課題—海洋戦略;戦後構想と原爆開発;悲劇の根源—ポーランド問題)
- 第4章 ヤルタ体制のアジア的構造(“実践規範”としての国際体系;重慶・延安・ワシントン;“ヤルタ取引き”の構造)
- 第5章 原爆投下の決定(問題の所在;官僚機構内部の対立;原爆と極東外交;内政の拘束と機構の惰性)
- 巻冊次
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2 ISBN 9784121601421
内容説明
日本降伏〜朝鮮戦争期。東アジアに冷戦が定着する過程の解明を通じて歴史の根源を照射し、不確実な未来を展望する。
目次
- 第6章 「封じこめ線」の逆説(「分界線」と「封じこめ線」の間;原爆外交の虚と実;「封じこめ」の密教戦略)
- 第7章 「封じこめ線」の拡大とその軍事化(「封じこめ線」の内と外;アチソン戦略と米ソ中関係;水爆開発の危機神学)
- 第8章 朝鮮戦争—冷戦の真珠湾(“一線を引く”好機;冷戦の真珠湾;三八度線突破の意味するもの)
「BOOKデータベース」 より