日本人の心のかたち
著者
書誌事項
日本人の心のかたち
(角川SSC新書, 201)
KADOKAWA, 2013.11
- タイトル読み
-
ニホンジン ノ ココロ ノ カタチ
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内容説明・目次
内容説明
日本人は特殊で素晴らしい。両行と不二の間を行ったりきたりしながら、つねに直観的かつ柔らかな思考で、物事に対処してきた人々だからである。だからこそ、押し付けられたグローバリズム的思考ではなく、古来より培われてきた日本人の心の基本形へ、もう一度立ち返るべきではないだろうか。東日本大震災の経験を通じ明らかになった、日本人に残る文化的土壌とローカリズムの重要性を説く。
目次
- 章前(行き過ぎた合併と、郵政の分業;「はたらく」という言葉 ほか)
- 第1章 「仕合わせ」と「さいわい」の国—産霊の力への渇仰(この国の心のかたち;世界で唯一、正坐する民族 ほか)
- 第2章 両行という思想(生成の原理、太極図;儒教と道教の両行 ほか)
- 第3章 「不二」の思想(身心という「不二」;自在に出入りする「たましい」 ほか)
- 第4章 結びに代えて(心に完成はない;心の柔軟体操 ほか)
「BOOKデータベース」 より