権力の館を歩く : 建築空間の政治学

書誌事項

権力の館を歩く : 建築空間の政治学

御厨貴著

(ちくま文庫, [み-32-1])

筑摩書房, 2013.12

タイトル読み

ケンリョク ノ ヤカタ オ アルク : ケンチク クウカン ノ セイジガク

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注記

毎日新聞社2010年刊の文庫化

参考文献: p406-412

シリーズ番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

吉田茂から小沢一郎まで、日本政界の大立者の住み処や、首相官邸、国会議事堂、各政党本部ビル、枢密院、宮内庁庁舎など数多くの「権力の館」を訪ね歩く。日本政治史研究の第一人者が、権力空間の現場に身を置き、当時なされた政治的意思決定と権力者たちの人物像を鮮やかに再現する。建築空間と政治の関係性という全く新たな視座を確立した画期的ノンフィクション。

目次

  • 序 権力の館事始め(マッカーサー GHQ跡第一生命館—皇居を睥睨できぬひたすら実務の部屋)
  • 1 権力者の館(吉田茂 大磯御殿—政治も普請も道楽尽くす;吉田茂 目黒公邸—ワンマン好みの宮様の「光の館」 ほか)
  • 2 権力機構の館(首相官邸 上—保守本流は住まず、保守傍流と平成流が住む館;首相官邸 下—秩序と安定と孤高の館に「魔性の力」は蘇るか ほか)
  • 3 政党権力の館(自由民主党本部—出入り自由、機能重視の「繁華街」;砂防会館—インフラ整備を背景に、党本部そして政権派閥の館へ ほか)
  • 結 権力の館事納め(小沢一郎 深沢邸—「要塞」と化す政権交代の象徴)

「BOOKデータベース」 より

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