国策捜査 : 暴走する特捜検察と餌食にされた人たち
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書誌事項
国策捜査 : 暴走する特捜検察と餌食にされた人たち
(角川文庫, 18234)
KADOKAWA, 2013.11
増補版
- タイトル別名
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Why did the Public Prosecutor's office become corrupt? The reckless justice and the degeneration of the judicial system
- タイトル読み
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コクサク ソウサ : ボウソウ スル トクソウ ケンサツ ト エジキ ニ サレタ ヒトタチ
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注記
ブックジャケットの英文タイトル: Why did the Public Prosecutor's office become corrupt? The reckless justice and the degeneration of the judicial system
金曜日2008年5月刊に加筆・修正を行い、再構築したもの
主要参考文献: p298-300
内容説明・目次
内容説明
「国策捜査」とは、特捜検察が政治や世論に背を押されるかのように突き進む、歪んだ捜査の一形態である。「秋霜烈日」のバッジを胸にし、巨悪を摘発する「最強の捜査機関」ともてはやされてきた特捜検察は、なぜ暴走し、冤罪や不祥事を続発させるようになったのか。その捜査の標的となった14人の証言をもとに、気鋭のジャーナリストが現在の日本の刑事司法システムの暗部と、それを報道するメディアの問題に鋭く斬り込んでいく話題作!
目次
- 村上正邦—罵詈雑言と恫喝で虚偽自白を強要した特捜部副部長
- 三井環—裏ガネ告発の口封じを狙った薄汚き検察の「庁益捜査」
- 鈴木宗男—世論に煽られて突き進んだ「筋書きありき」の暴走捜査
- 村岡兼造—巨大な闇に蓋をした日歯連事件捜査の不公正(1)
- 上杉光弘—巨大な闇に蓋をした日歯連事件捜査の不公正(2)
- 尾崎光郎—特捜部とつるんで事件を歪めたヤメ検弁護士
- 佐藤栄佐久—「もの言う知事」を抹殺し国を誤らせた強引捜査
- 安田好弘—反骨の弁護士に襲いかかった警察・検察捜査の虚構
- 田中森一—「闇社会の守護神」が明かす特捜検察の歪んだ実像
- 西山太吉—検察が主導して隠蔽に走った国家の犯罪
- 中山信一—事実無根の虚偽事件を捏造した警察・検察の犯罪
- 細野祐二—50回もの「テスト」で証人を洗脳した特捜検察
- 緒方重威—組織防衛に走る法務・検察の餌食とされた大物ヤメ検
- 佐藤優—真面目な検事の「正義」が暴走する国策捜査
- 秋山賢三—「再審請負人」が明かす刑事司法劣化の実相
- 刑事司法のどこに問題があるのか—一四人の訴えから見えてきた病巣
「BOOKデータベース」 より