渡りの文学 : カリブ海のフランス語作家、マリーズ・コンデを読む

書誌事項

渡りの文学 : カリブ海のフランス語作家、マリーズ・コンデを読む

大辻都著

法政大学出版局, 2013.12

タイトル別名

渡りの文学 : カリブ海のフランス語作家マリーズコンデを読む

タイトル読み

ワタリ ノ ブンガク : カリブカイ ノ フランスゴ サッカ マリーズ コンデ オ ヨム

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注記

博士論文(東京大学大学院総合文化研究科、2010年提出)に手を入れたもの

マリーズ・コンデ個人年譜: p427-428

カリブ海の女性文学史: p429-432

カリブ海のフランス植民地史概略: p434-436

参考文献一覧: p437-454

内容説明・目次

内容説明

アフリカ‐アメリカ‐カリブ海を経巡り、創作し続けるクレオール作家、マリーズ・コンデ。そのかぎりない想像力の軌跡から、“新しい世界のかたち”を読み解く。

目次

  • 序章 マリーズ・コンデとは誰か?
  • 第1部 カリブ海、言葉の胎動(被植民者による諸理論の発展とその後景;書かれること/書くこと—表象としてのカリブ女性から女性作家へ;カリブ海の女性作家誕生)
  • 第2部 マリーズ・コンデを読む(マリーズ・コンデと「アフリカ」—『ヘレマコノン』をめぐって;非‐マロン文学としてのカリブ海文学—『わたしは魔女ティチューバ』;アフリカ‐アメリカ‐カリブ海—『最後の預言王たち』;蜘蛛の巣化する一族—『悪辣な生』;アンチ・ヒーローと名前—コンデ作品のカリブ世界創造:『マングローヴ渡り』『移り住む心』(前);微弱なポリフォニー—コンデ作品のカリブ世界創造:『マングローヴ渡り』『移り住む心』(後))

「BOOKデータベース」 より

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