書誌事項

金融危機の理論と現実 : ミンスキー・クライシスの解明

J.A.クレーゲル著 ; 横川信治編・監訳 ; 鍋島直樹, 石倉雅男, 横川太郎訳

(ポスト・ケインジアン叢書, 37)

日本経済評論社, 2013.12

タイトル別名

The world financial crisis : the Minsky theory and reality

金融危機の理論と現実 : ミンスキークライシスの解明

タイトル読み

キンユウ キキ ノ リロン ト ゲンジツ : ミンスキー・クライシス ノ カイメイ

注記

参考文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

ミンスキーの金融不安定性仮説を拡張・応用し、サブプライム危機など近年の金融危機に理論・実証の両面から迫る。ポスト・ケインズ派経済学の新たな地平。

目次

  • 第1章 金融脆弱性の生成における安全性のゆとり幅と推論の重み
  • 第2章 本当に「それ」はまた起こった—アジアにおけるミンスキー・クライシス
  • 第3章 金融派生商品(デリバティブ)とグローバル資本フロー—アジアへの適用
  • 第4章 われわれは安定的な国際金融環境を創出することができるか—発展途上国への純資源移転を保証するために
  • 第5章 資本移動と国際不均衡—後発工業化発展途上国のキャッチアップの役割
  • 第6章 アメリカのサブプライム・モーゲージ市場の分析—ミンスキーの安全性のゆとり幅を用いて
  • 第7章 なぜ緊急援助は機能しないのか—新たな金融システムの設計か常態への復帰か
  • 第8章 サブプライム危機は金融規制改革のためのミンスキー・モーメントか

「BOOKデータベース」 より

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