ノモンハン1939 : 第二次世界大戦の知られざる始点
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書誌事項
ノモンハン1939 : 第二次世界大戦の知られざる始点
みすず書房, 2013.12
- タイトル別名
-
Nomonhan, 1939 : the Red Army's victory that shaped World War II
ノモンハン1939
- タイトル読み
-
ノモンハン 1939 : ダイニジ セカイ タイセン ノ シラレザル シテン
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注記
原著 (Naval Institute Press, 2012) の全訳
解説: 麻田雅文
参考文献: 巻末pvi-xiv
内容説明・目次
内容説明
1939年5月‐9月。ソ連と日本それぞれの傀儡国家であるモンゴルと満洲国の国境をめぐって起きたノモンハン事件は、10万近くの人員と1000もの戦車・航空機を動員、私傷者は3‐4万に及んだ。「事件」と呼ぶにはあまりにも大規模である。結果はソ連・モンゴル軍の勝利に終わり、勝者側主張の国境線にほぼ沿うかたちで決着した。日本陸軍にとって初の本格的近代戦における敗北は、当時つとめて伏せられてきたが、それは極東の一地域で起きた単なる国境紛争ではない。日英米露独の膨大な史料から第二次世界大戦の重要な契機としてとらえ直す世界史のなかのノモンハン。
目次
- 第1章 過去の遺産
- 第2章 世界の状況
- 第3章 張鼓峰
- 第4章 ノモンハン—序曲
- 第5章 ノモンハン—限定戦争における戦訓
- 第6章 ノモンハン、不可侵条約、第二次世界大戦の勃発
- 第7章 揺曳するノモンハンの影
「BOOKデータベース」 より