リベラル・ナショナリズムと多文化主義 : イギリスの社会統合とムスリム

書誌事項

リベラル・ナショナリズムと多文化主義 : イギリスの社会統合とムスリム

安達智史著

勁草書房, 2013.12

タイトル別名

Liberal nationalism and multiculturalism : social integration policy and Muslims in Britain

リベラルナショナリズムと多文化主義 : イギリスの社会統合とムスリム

タイトル読み

リベラル ナショナリズム ト タブンカ シュギ : イギリス ノ シャカイ トウゴウ ト ムスリム

注記

博士学位 (文学) 論文「社会的結束と文化的多様性の社会理論--リベラル・ナショナリズム論とイギリスの社会統合政策を中心として」 (東北大学, 2008) をもとに、大幅に加筆修正したもの

文献一覧: 巻末p9-50

内容説明・目次

内容説明

都市暴動、過激主義によるテロリズム、極右政党の台頭…。「多文化」と「多分化」の間に揺れるイギリスにおいて、人びとの連帯はいかにして可能か。

目次

  • グローバル化、「超」多様化、不安の政治
  • 多文化主義とリベラル・ナショナリズム論
  • 戦後イギリスの社会統合政策—戦後から一九九七年まで
  • 多民族社会イギリスの統合をめぐる定義—制度的人種主義からコミュニティの結束へ
  • 移民、シティズンシップ、ブリティシュネス—リベラルなナショナリズム
  • 若者ムスリムとブリティシュネスの政治
  • 平等、多様性、接触
  • 信仰学校をめぐる政策と論争
  • フランスとイギリスのスカーフ/ヴェール論争—欧州人権条約第九条と経路依存性
  • 新労働党政府の社会統合政策への批判
  • 「ムスリムであること」と「イギリス人であること」—若者ムスリムのアイデンティティ・マネジメントと社会適応
  • リベラル・ナショナリズムと多文化主義

「BOOKデータベース」 より

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